ありがとうのしるし

感じたことを書いてます。

休み明け

 

 

開口一番、いきなり主語のない会話をしてきた。

「なぁ喜んでた??」

なんのこっちゃと思いながらも、思考を張り巡らしてピンときた。

「喜んでましたよ、ありがとうって」

 

一昨日一緒に仕事したわたしとDさんにしか分からない会話だなって思った。

 

主語のない会話を敢えてすることで、

 

オレの言いたいこと分かってるやろ。お前補完せえよ、みたいな気持ちが透けて見える。

 

好きだから、それさえもなんだか愛しく感じる。

 

 

1日空いて、またDさんとぎこちなくなるんじゃないかと懸念していたが

 

今日も結構話せた。

 

来月の会議の日程きいたら、

 

「忘れてた。あ!忘れてた。」

 

と繰り返して真顔で少し焦るDさんを見て、

 

また愛しさが込み上げる私は、実は結構Sなのかもしれない。 

 

普段揚げ足とられてばかりなので、指摘できてちょっと嬉しい。笑

 

Dさんが私のパソコンの後ろに立ってじっと見てきたり、

 

別の男性が私を名前で呼んだときに、

 

私が「何か言いました?」と聞くと

 

Dさんが「聞かんでええで」と言ってきたり。

 

 

私に歩み寄ってくれること自体が久しぶりで、

 

なんか去年の10月ごろに戻った気分だった。

 

懐かしくて嬉しい感覚。

 

今まで本当に本当に気まずかったし、ぎこちなかったし、普通に話せなくて苦しかった。

 

向こうに避けられている気もしていた。

 

深い疑心が晴れて、ようやくぎこちなさが取れたような。

 

そんな爽快な気分を味わえた。

 

だけどこの気持ちだけで生きていけるほど、私は謙虚な人間じゃないことを知っている。

 

強欲だから、もっとあの人の愛がほしくなる。

 

好きだと言わせたい。わたしに夢中にさせたい。

 

好きでしょうがない、君じゃなきゃダメだって気持ちにさせたい。

 

だから私はもっと自分を大切にする。

 

自分を愛してないと、他人から愛してもらえないから。